岩手県在住79歳が起こした奇跡!円周率「2039桁」再現で新記録を樹立

岩手在住の79歳、八木幹夫さん。
2026年6月に大田区で開催された東京記憶力競技会にて、とてつもない大記録が誕生しました!
八木さんが挑んだのは、制限時間1時間でどれだけ多くの円周率を正しく書き起こせるかを競う「円周率記憶再現・桁数無制限の部」。そこで八木さんは、驚愕の2039桁という圧倒的な桁数で見事、再現に成功されたのです!
これまでの最高記録である1424桁を大きく塗り替える、堂々の大会新記録です!

厳格なルールの中で行われる「記憶の真剣勝負」

スピードキュービング(6面体パズル早揃え)のサークル活動の一環として始まったこの記憶力競技会。
「100桁」や「1000桁」を書き切るスピードを競う部門に加え、先月からは、再現する「量」そのものを競うこの「桁数無制限の部」が新設されました。
あらかじめ答えが分かっている競技だからこそ、公平性を期すための環境作りは徹底しています。競技前に金属探知機によるボディチェックまで実施されるほどの厳格さです。
また、世間によくある「口頭での暗唱」「キーボードによる入力」ではなく、あえて「筆記による再現」を採用しているのも本大会のこだわり。言葉・デバイスによる不公平性をなくし、不正の可能性を極限まで下げ、正誤を厳密に判定するための、まさに「真剣勝負の場」なのです。

きっかけは「身近な興味」から。岩手から東京へ、初の力試し

前回の別の方の優勝記録「1424桁」を遥かに凌駕する結果を残された八木さんですが、円周率を覚え始めたきっかけは、意外にも身近なことでした。
「知り合いのお子さんが円周率を100桁を覚えているのを見て興味を持ち、自分でもやってみようと思った」
そんな純粋な好奇心から暗記をスタートされたそうです。
これまでその力を試す場所がなかったという八木さんは、今回、ご自身の記憶力を試すために遥々岩手から上京。
競技直前まで、会場の隣にある図書館で最後の復習を重ねられていました。
競技後、八木さんはこう語ってくださいました。

「本当は3000桁以上を頭に入れていたのですが、本番の競技会はやはり緊張してしまい、なかなか実力を発揮できませんでした。でも、今回は2000桁を超えたので、一応は満足しています」

人間の可能性、そして「衰えない脳」の証明

79歳にしてこれほどの数字を記憶し、正確に筆記する。八木さんが見せてくださったのは、単なる特殊能力ではありません。
それは、「人間の可能性には限界がない」という証明であり、若い世代に対する「記憶し、出力するという情報処理能力は、年齢を重ねても決して衰えない」という力強いメッセージでもあります。
一体どのような生き方をすれば、これほどの驚異的な脳の若さを維持できるのか、誰もが教わりたいと感じるはずです。
そして何より素晴らしかったのは、これほど突出した能力をお持ちでありながら、八木さんご本人は非常に謙虚なジェントルマンであったことです。その生き方、そのお人柄も含め、次世代に大きな夢と希望を与えてくださいました。
日本記憶力競技協会会長である私、浜田も、八木さんのような高みを目指し、より一層精進してまいります!
八木さん、本当におめでとうございます!

<東京記憶力競技会2026年6月結果一覧>https://memorycontest.org/?p=408
<第60回東京くるくる会結果>https://kurukurukai.jp/?p=12304